ダイビングマスク(水中眼鏡)とは顔面に装着し水中での視界確保のために使用するものである。
装着する目的は眼球が水に接していると物を正常に見ることができない。周囲の水から眼球を空気の層で保護し水中で物を正常に見るためである。マスク(水中眼鏡)の種類は一眼レンズタイプ、二眼レンズタイプ、多眼レンズタイプ。
一眼レンズタイプ
・一枚のレンズで構成されているマスクなので視界の左右の間に仕切りがなく二眼レンズに比べると視界も広くなる。
スカート部(マスクのシリコン)を透明なのと組み合わせることにより明るく視界が広くなる。
水中環境の見えやすさの点では良い。しかし内容積が大きくマスククリア(マスクから水を抜く)には多少多めのエアーが必要となる。そして度付きレンズでは使用不可となる。
二眼タイプ
・左右で二枚のレンズで構成されたマスク、二眼タイプに比べ視界は広くはないが引き締まった印象を与える。
内容積も少なくマスククリアも容易である。度付きレンズの使用も可能となる。
多眼レンズ
・二眼タイプの両サイドにレンズを追加し構成されたマスク。二眼タイプでありながらサイドの視界も確保されている。
マスク選びのポイントとしては自分の顔にフィットするもの、視界の広さ、デザインや色合いを考慮し最適なものを使用する。
カメラ派のためにスカート部がブラックシリコンタイプもある。ファインダーを覗く際、周りからの余計な光をさえぎるためファインダー内の画像が見えやすくなる。