耳抜きとは水中の圧力によって生じる鼓膜の外側と内側での圧力の差を解消するダイビングテクニックの一つ。やり方としては一般的に講習や体験ダイビングではバルサルバ法を実地する。
バルサルバ法
水中で水中マスクの上から鼻部分を二本指で摘み(鼻部分をしっかりと下からつまむ)口を閉じた状態で肺にためた空気を耳へと送る。(鼻に空気を送る感じでよい)バルサバル法では圧力が急激にかかるのでリバースブロックを起こす原因のひとつでもある。
フレンツェル法
唾を飲むような顎の動きにより耳管を開き空気を送り込む方法。耳内部に負担をかけないので潜る頻度の高いガイドダイバーはフレンツェル法・トインビー法であるが、習得するにはバルサバル法が容易であるので多くのダイビングショップではバルサバル法を講習に用いている。
潜行時はただちに耳抜きを実行しなくとも鼓膜などにすぐ様、影響がでるとゆうことではないので(ダイビング中あせっている方が危険)ゆっくりと自身が落ち着き、少しづつ耳抜きを実行すればよい。
耳抜きができずダイビングを実行していると耳に障害がでることもあるので、耳痛であったり外耳炎、中耳炎など数々の障害が発症するため耳抜きができない状態では絶対に潜行はしないようにする。耳抜きのトレーニングをすることによって耳抜きがしやすくなることもあるので事前に確認をする。
風邪気味や鼻づまり、鼻炎などは通常の耳抜きに影響があらわれるので事前に治療し確実にできることを確認すること。