ダイビング中、マスク(水中メガネ)内に侵入した水を抜くこと。鼻から息をだしマスク内に空気を充満させ空気の圧力によりマスク下部から圧力でたまった水はおしだされる。空気はマスクより泡が漏れないように(泡がでても問題はない)細く長くだすこと。上手にできれば空気は少量でよい。練習方法としては実際に水中の中にいかなくとも少量の水をマスク内にいれ水面で練習することも可能。ライセンスカード取得時の講習の一つとされ講習では段階的に水の量を増やし最終的にマスク内を全て水で満たす。ダイビングの基本的なスキルなのでしっかりと覚えよう。
マスククリア練習
1、マスクのフレームを両手で押さえマスク上部にすきまをつくり水を目の下までいれる。
2、マスク上部(フレーム部分)を指で支える。マスク上部より空気漏れやマスクが顔面からずれないようにするため。
3、鼻からすこしづつ息を細く長くだし水面を見上げる 鼻に水がはいるのを防ぐため先に息をだしたから水面を見上げること。
4、水が完全にぬけたのを確認し顔をゆっくりもどす。
ダイビング中にマスクに水がはいるのは当たり前のことなのでその事自体を拒絶せず、水がはいることを受け入れる事が重要です。
マスク内には水が入らないほうが水中でのストレスも少なく済むのでしっかりと顔に装着すること。ダイビング中に鼻から息をだすと水がはいりやすくなるので呼吸はしっかりと口呼吸を意識する。マスクストラップはキツク閉め過ぎると少しの顔の変化でスカート部がゆがみやすく水のはいる原因となるので、丁度良い力加減でサイズ調整すること。